スパイスカレーを作ってみたけど、なんか物足りないな、、、
そんなふうに思う事ありませんか?
レシピ本みて作るけどなんか物足りない。
なにが足りないんだろうか?
それはズバリ!うまみです!
人ってやはりうまみが感じられないとイマイチ美味しく感じないんですよね。
スパイスは感じるけど美味しいといわれたら、なんか足りない気がする。
そんな悩みを解決する方法を今回ご紹介します。
うまみとは?
うまみは、甘味、酸味、塩味、苦味に続く5つ目の基本味です。
特徴
- 深みのあるコクのある味
- 料理の味を豊かにする
- 食欲をそそる
成分
- グルタミン酸(昆布、トマトなど)
- イノシン酸(肉、魚など)
- グアニル酸(干し椎茸、海苔など)
効果
- 料理のおいしさを引き出す
- 健康的な食生活に貢献
うまみは、料理を美味しくする大切な要素です。
スパイスカレーにも、うまみは絶対必要になります。せっかく頑張って作ったのにうまみが足りなくて物足りないのは嫌ですよね。
おすすめ調味料ナンプラー
ナンプラーは、主にカタクチイワシなどの魚介類を塩漬けにして発酵・熟成させた調味料です。独特の風味を持ち、料理にうまみと深みとコクを出す調味料として、様々な料理に使われます。
タイ料理などにナンプラーが使われるのは有名ですね。
スパイスカレーにナンプラーを使うようになったのは、タイカレーがきっかけです。
タイカレーで有名なのはグリーンカレー、レッドカレー、イエローカレーなどがありますが、どれもナンプラーが入っているんですよね。
タイカレーのナンプラーは大量に入っていてナンプラー独特の匂いが際立つのですが、隠し味として適宜に使うとスパイスの香りと相まって、とても良い香りになるんですよ。
ナンプラーの成分
- グルタミン酸: うま味成分として知られ、料理の味を深めます。
- アスパラギン酸: こちらもうま味成分で、グルタミン酸と相乗効果を発揮します。
- アラニン: 甘みとコクを出すアミノ酸です。
魚のタンパク質が分解されてできるアミノ酸が豊富で、これらのアミノ酸が複雑に組み合わさることでナンプラー特有の風味とうまみを生み出します。
- 塩分: 発酵過程で塩分濃度が高くなります。
- ビタミン: ビタミンB群など、発酵によって生成されるビタミンも含まれます。
- ミネラル: ナトリウム、カリウムなどのミネラルも含まれます。
ナンプラーはカロリーが低く、たんぱく質が豊富です。また、ビタミンやミネラルも含まれており、調味料でありながら栄養価が高い食品と言えるでしょう。
ナンプラーを使ってみよう
スパイスカレーにうまみを足すのにおすすめの調味料は、ナンプラーです。
スパイスカレー2人前に対して5ccから7ccのナンプラーを使うとスパイスの香りを邪魔しない程度の隠し味になります。
ナンプラーの匂いが好きという場合は10cc入れてもいいですが、その場合は塩分の調節に気をつけましょう。
スパイスカレーに塩を入れるなら少し調節してからナンプラーを入れると塩辛くならずに済みます。
また、ナンプラー特有の匂いが気になると思いますが、加熱調理すればその匂いは和らぎますので安心してください。
逆にナンプラーの匂いが好きであれば、出来上がったスパイスカレーにそのまま振りかけるのもありですよ。
まとめ
スパイスカレーにうまみを足す、おすすめ調味料はナンプラーです。
アミノ酸が豊富で凝縮されたうまみ成分が入ってます。
今やスーパーや輸入食材屋さんに行けば簡単に手に入ります。
いまいちスパイスカレーに物足りなさを感じたらナンプラーを是非入れてみて下さい。
コメント