柔らかくてジューシーなタンドリーチキンが食べたいな
タンドリーチキンって
なんかパサパサしてるよね、、、
そうなんです。タンドリーチキンってなんだかパサパサしていて、ジューシーさがあんまり無いイメージですよね、、、
そこで今回はブライン液を使ったジューシーなタンドリーチキンのレシピをご紹介します。
このレシピで作れば、柔らかジューシーなタンドリーチキンが食べられますよ。
この記事でわかる事
- 美味しく柔らかいジューシーなタンドリーチキンが作れる
タンドリーチキンとは
タンドリーチキンとは、インド料理の代表的な一品で、その鮮やかな色合いと香ばしい香りが特徴的な料理です。鶏肉をヨーグルトやスパイスに漬け込み、タンドールと呼ばれる高温の土窯で焼き上げる調理方法で作ります。
本来なら外はカリッ、中はジューシーな食感になるはずなのですが、外食のタンドリーチキンは恐らくタンドール窯に長い時間入れ過ぎてしまって肉汁が流れ出てしまうんだと思います。
そのために提供されるときには、肉汁が流れ出た状態のパサパサした食感になってしまうんですね。
タンドリーチキンの特徴
- ヨーグルトマリネ: 鶏肉は、ヨーグルトと様々なスパイスに漬け込まれます。ヨーグルトは肉の繊維を柔らかくし、スパイスは風味を豊かにします。
- タンドール窯: 高温のタンドール窯で焼き上げることで、表面は香ばしく焼き色がつき、中はふっくらと仕上がります。
- スパイスの香り: ガラムマサラ、コリアンダー、クミンなど、様々なスパイスが複雑に絡み合い、独特の風味を生み出します。
タンドリーチキンに使われるスパイス
- ガラムマサラ: インド料理によく使われるスパイスミックスです。
- コリアンダー: 爽やかな香りが特徴で、消化を促進する効果も期待できます。
- クミン: 温かみのある香りが特徴で、カレー粉の主成分としても知られています。
- パプリカ: 鮮やかな赤色と甘みが特徴です。タンドリーチキン独特の赤色の正体ですね。
- ガーリック: 風味を豊かにし、食欲をそそります。
タンドール窯で焼かないとタンドリーチキンと呼べないのか?
タンドール窯で焼かないとタンドリーチキンって呼べないの?
タンドール窯で焼いたものだけが「タンドリーチキン」と呼べる、という考え方もあるよ。
これはタンドール窯という独特の調理器具と、その熱源によって生まれる独特の風味や食感が、タンドリーチキンの特徴として非常に重要視されているからです。
しかし、現代では家庭用オーブンや魚焼きグリルなどでも、タンドールチキンに似た風味や食感を再現することが可能です。
そのため、「タンドール窯で焼いたものだけが本物」という考え方に固執せず、家庭で手軽に楽しめるタンドリーチキンも広く受け入れられています。
ただ、ハッキリと本物のタンドリーチキンとは名乗りづらいので「タンドリーチキン風グリルチキン」略してタンドリーチキンで良いのではないでしょうか。
タンドール窯で焼くことの意味
タンドール窯で焼くことによって、タンドリーチキンは以下のような特徴を持ちます。
- 高音で焼き上げる: 表面はカリッと香ばしく、中はジューシーに仕上がります。
- 遠赤外線効果: 食材の内部まで熱が通りやすく、ふっくらと仕上がります。
- 煙で燻される: 炭などの独特のスモーキーな香りがつき、風味が増します。
家庭でタンドリーチキンを作る場合
家庭でタンドールチキンを作る場合、オーブンや魚焼きグリルを使うのが一般的です。
これらの調理器具でも高温で焼くことで、タンドール窯に近い焼き上がりを実現できます。
家庭で作る時のポイント
- 高温で焼く: オーブンや魚焼きグリルを最高温度に設定し、短時間で焼き上げます。
- 余熱を使う: オーブンは予熱することで、より均一に熱が伝わります。
ブライン液とは
ブライン液とは、肉や魚を漬け込む際に使用する、塩と砂糖を水に溶かした液体のことを指します。この液に食材を漬けることで、食材の内部に水分が浸透し、よりジューシーで柔らかい仕上がりになります。
ブライン液の役割
- 保水力UP: 塩の浸透圧によって、食材の水分が一旦引き出されますが、その後、塩水の方が浸透圧が高いため、再び水分が食材に戻ります。この過程で、食材の内部に水分がしっかりと閉じ込められ、パサつきを防ぎます。
- 旨味: 塩が食材の旨味を引き出し、より風味豊かにします。
- 食感: ブライン液に漬けることで、食材の繊維がほぐれ、柔らかくジューシーな食感になります。
- 塩味の調整: ブライン液に漬けることで、食材全体に均一に塩味がつき、味付けのムラを防ぎます。
ブライン液の作り方
ブライン液の作り方はとても簡単で、
水に塩と砂糖を溶かすだけでOKです。
基本的な割合
- 水:1リットル
- 塩:30g
- 砂糖:30g
漬け込み時間は肉の厚さにによって変わりますが、鶏もも肉一枚で4時間から8時間くらい漬けると効果が発揮されるでしょう。
ポイント
塩と砂糖の量を調整することで、塩加減や甘さを調整できます。
肉の種類や厚さによって、漬け込み時間を調整しましょう。
ブライン液の注意点
- 漬け込み時間: 短すぎると効果が薄れ、長すぎると塩辛くなります。食材の種類や厚さによって、漬け込み時間を調整しましょう。
- 食材の種類: 一部の食材は、ブライン液に合わない場合があります。例えば、甲殻類は塩分濃度が高いため、ブライン液に漬けると身が硬くなることがあります。
- 塩分濃度: 塩分濃度が高すぎると、食材が塩辛くなります。レシピに合わせて、塩の量を調整しましょう
ブライン液を使った、タンドリーチキンのレシピ
材料
鶏もも肉 500g
ブライン液
水 1000cc
砂糖 30g
塩 30g
マリネ液
ヨーグルト 100g
はちみつ 10g
すりおろしにんにく 10g
すりおろししょうが 10g
植物油 25cc
スパイス
ガラムマサラ 小さじ1杯
パプリカ 小さじ1杯
クミン 小さじ1杯
レッドペッパー 小さじ1/2
ブラックペッパー 少々
作り方
- ブライン液に鶏もも肉を4時間冷蔵庫の中で漬け込む
- その間にヨーグルトをキッチンペーパーを敷いたザルに4時間乗せて水気を切る
- 4時間たったら①の鶏もも肉を取り出し、鶏もも肉にフォークで穴を開ける。パウダースパイスを全て鶏もも肉にまぶし、5時間冷蔵庫の中で漬け込む
- マリネ液に③の鶏もも肉を4時間漬け込む
- 漬け込んだ鶏もも肉を、オーブンで230℃20分で焼く
竹串などを刺して透明な肉汁が出れば完成です!
まとめ
ブライン液に漬け込むとジューシーかつ柔らかく仕上がります。
タンドール窯が無くてもお家で作れます。正確にはタンドリー風チキンになりますが、近い味もしくはさらにジューシーなものが出来上がります。
かなり手間と時間がかかるのがデメリットではありますが、美味しいタンドリーチキンが出来上がります。
いかがでしたか?どうしても漬け込む時間が長いので、出来上がるまでかなり時間がかかってしまうのですが美味しいタンドリーチキンが出来上がります。
美味しいタンドリーチキンを食べて元気になりましょう!
コメント