【酸化したナッツ問題】ナッツを美味しくする方法。デュカの香りが復活!?

当ページのリンクには広告が含まれています。

酸化したナッツ。正直いい香りとは言えないですよね。

こんにちは!なつぱぱです。

魅惑のミックススパイス「デュカ」。あの香り、ナッツの食感が最高。デュカだけでお酒が飲めます。

そんなある日、お酒のお供であるデュカが酸化してしまった!口に入れると酸化した油の匂いが口に広がってしまう。。

このまま捨てるしかないのか、、、

いや、何か美味しく食べる方法があるはずだ。

色々考えた結果。今回試した調理方法で、美味しく出来たのでご紹介したいと思います。

この方法はナッツ全般に使えるのでぜひ試してください。

目次

ナッツの酸化はなぜおこる

ナッツが酸化する主な原因

ナッツに豊富に含まれる「脂質(油分)」が、空気中の「酸素」と化学反応(結合)するためです。

​これを「脂質の酸化」と呼びます。​酸化のメカニズム​ナッツに含まれる脂質の多くは、「不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)」と呼ばれるタイプの油です。

不飽和脂肪酸は、その化学構造上、酸素と非常に結びつきやすい性質を持っています。ナッツが空気に触れていると、この不飽和脂肪酸が酸素を取り込んでしまい、「過酸化脂質(かさんかししつ)」という別の物質に変化します。

これが酸化の正体です。

​酸化するとどうなるか​

ナッツが酸化すると、以下のような変化が起こります。

風味の劣化(酸化臭)酸化が進むと、アルデヒド類やケトン類といった揮発性の物質が生成されます。

これが、いわゆる「油が焼けたような」「古くさい」「ロウソクのような」と表現される不快なニオイ(酸化臭)の原因となります。​

味の変化風味が損なわれ、苦味やエグミを感じるようになります。​

​酸化を早める要因​

以下の要因は、酸化のスピードを加速させます。

​・酸素(空気): 酸化の直接の原因です。空気に触れる面積が広いほど早く進みます(粉末状のナッツは特に早い)。

​・光(特に紫外線): 光エネルギーが酸化反応を強力に促進します。

・​熱(高い温度): 温度が高いほど化学反応のスピードが上がるため、酸化も早まります。

・​水分(湿気): 水分は酸化反応を助ける触媒のように働くことがあります。​

そのため、ナッツを長持ちさせるには、これらの逆(密閉して、光を遮断し、涼しい場所で保管する)が重要になります。

酸化したナッツを美味しく食べる方法

さて本題です。

酸化してしまったナッツ入りのミックススパイスである「デュカ」を美味しく復活させました。

いや、正しくはバージョンチェンジしてみました

材料

・植物油…大さじ1

・デュカ…小さじ1

・にんにく…1かけ

     ⇩デュカの作り方はこちら⇩

調理方法

①フライパンに植物油をひき、みじん切りにしたにんにくを入れ、中火にかける。

②にんにくがシュワシュワいってきたらデュカを入れる。

③スパイスの香りが立ってきたら火を止めて完成。

なつぱぱ

この、テンパリングしたデュカを食材にかけて食べると最高ですよ!

すでに酸化しているナッツなので油で炒めて、時間が経つと更に酸化が進みます。作ったらすぐに使い切りましょう!

オススメの使い方

目玉焼き

これは1番のオススメです!調理したデュカを目玉焼きにかけ、醤油をたらり。驚くほどデュカと醤油がマッチしておつまみに最高です。

マッシュルーム

マッシュルームをナンプラーでソテーして、調理したデュカを絡めてたら最高の一品です。

他にもチーズに乗せたり、サラダにかけたりと使い方はたくさんありますよ!

まとめ

いかがでしょうか。今回は酸化したナッツの復活させる調理方法をご紹介しました。

使う油はゴマ油やオリーブオイルを使うのもありですよ!香りが変わるので、ひと味違うナッツが味わえます。

なつぱぱ

調理したナッツは酸化が更に早まりますので、早めに食べましょう!

筆者はついつい作りすぎたデュカをこの方法で美味しく頂きました。捨てなくて良かったー。

ナッツ類ならこの方法で美味しく食べられます。ぜひ試してみてください。

今回は以上です。また次回のブログでお会いしましょう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

なつぱぱのアバター なつぱぱ カレー屋開きたい人

カレーをこよなく愛する一児のパパ。
カレー屋で7年間修行のあと、カレー屋を開くためにカレーを研究。
家族みんなで美味しく楽しめるカレーの作り方や、お手軽に作れるカレーから本格カレー、スパイスを使ったおかずの作り方を紹介してます。

アーユルヴェーダ・スパイス検定1級講座

目次