日本米でパラパラふわふわのビリヤニは作れるのだろうか?
こんにちは。なつぱぱです!
最近、ビリヤニブームが来てますね。昔から、しょっちゅうビリヤニブームが来てるって聞くんですがホントに来てる??って疑問でした。
しかし、今回のビリヤニブームは本物です。ビリヤニのレシピ本が多く販売されたり、ビリヤニ専門店なども出店されるほどビリヤニブームが来てるんです。
あのバスマティライスとスパイス、グレイビーのグラデーションが食欲をそそり、食べれば口いっぱいに広がるスパイスの香りとパラパラふわふわのバスマティライスの食感がたまらなく美味しいですよね!
日本米でビリヤニは作れるのか?

結論から言うと、日本米で美味しいビリヤニは充分作れます!バスマティライスのパラパラな食感はありませんが、日本米特有のふっくらとした食感が楽しめます。
バスマティライスを常備してる家って少ないですよね。
我が家も例外ではなく、バスマティライスは常備しているわけではありません。
そう。日本米しかない。

日本米でビリヤニって出来ないのかな?



でも、日本米でビリヤニ作るとベチャベチャになるんじゃない?
日本米だとベチャベチャになる問題
そうなんです。日本米だとベチャベチャになりやすいんです。
実際、初めて日本米でビリヤニを作った時は見事にベチャベチャになってしまい正直、ビリヤニとはほど遠い食べ物になり食感は良くなかったです。
失敗した時の日本米の炊き方
湯取り法で日本米3合を30分浸水させ、水を切り、3リットルのお湯に日本米を入れ5分茹でる。
この炊き方でお米がベチャベチャになり、残念な結果になってしまいました。
なぜ失敗したのか?
失敗した原因は、ズバリ浸水時間が長過ぎたためです。
30分も浸水させてしまったため米が水を吸いすぎ、わずか5分という短い茹で時間にも関わらず、お米に芯が残らなかったのです。


そこから、グレイビーの上に重ねて弱火で10分、蒸らしで10分。この工程でさらにお米が水分を吸いすぎてしまいました。
結果はベチャベチャ。油っぽさも強調されてしまい、美味しいとは言えませんでした。
そんな失敗を経て美味しい日本米ビリヤニのレシピを作ってみたので、ぜひ参考にしてください。
日本米のチキンビリヤニの作り方
材料 4人前
・鶏もも…500g
マリネ液
・ヨーグルト…100g
・MIXスパイス(カレー粉でもOK)…大さじ2
・パプリカ…小さじ1
・カイエンペッパー…小さじ1
・塩小さじ…1/2
・すりおろしにんにく、すりおろし生姜…各10g
・ナンプラー…10ml
・トマトジュース…100ml
・玉ねぎ…1個
・日本米…2合
炊飯用の水
水2リットル
塩30g
カシアシナモン1かけ
カルダモン5粒
クローブ5粒
・カスリメティ…大さじ1
・カレーリーフ…10枚
・コリアンダーシード…10粒
・バター…20g
作り方
①鶏もも一口大に切りマリネする。




②日本米を2〜3回洗い、浸かるくらいたっぷりの水に15分浸水させる。15分たったらザルにあげる。




③薄切りにした玉ねぎを油に入れ、中火で揚げる。(油は分量外。玉ねぎが浸かるくらいの量)焦げる寸前で火を止めて玉ねぎすくい上げる。




④玉ねぎを揚げた油を大さじ1鍋に入れ、マリネした鶏ももを入れて中火で炒める。鶏肉の色が変わってきたらナンプラーとトマトジュースを入れる。揚げた玉ねぎを入れ、さらに煮詰めていきグレイビーが1/2くらいの水分量になるまで煮詰める。


⑤グレイビーの上にカスリメティ、カレーリーフ、コリアンダーシードをパラパラとかける。(カスリメティとカレーリーフは揉み込むようにパラパラにする)


⑥水2リットルに塩30g(水1リットルに対して塩1.5%)シナモン1かけ、カルダモン潰して5粒、クローブ5粒をいれ沸騰させる。そこに日本米を入れ、沸騰した状態から5〜6分茹でる。芯が少し残るくらいでザルなどに移しお湯を切る。




⑦お湯を切った日本米をグレイビーの上に重ね入れ、その上にスライスしたバターを乗せる。その上からフタをして弱火で10分、火を止めて蒸らしで10分置く。




⑧下からグレイビーとお米をすくい上げて(混ぜ過ぎないようにする)グラデーションになるように盛り付けれる。上からカレーリーフなどを乗せて完成!




まとめ
いかがでしょうか。日本米でビリヤニは美味しく作れてます!
もちろん、バスマティライスがあれば本場のビリヤニが作れるのは間違いないです。
しかしながら、日本米で作るビリヤニもふっくらした日本米特有の食感が楽しめて、それはそれで美味しいんです!
炊き加減や、吸水時間さえ間違えなければ上手にビリヤニを作る事は出来ます。
湯取り法で吸水は15分、水を切り、沸騰したお湯に投入し沸いてから5〜6分茹でる
このやり方で炊いてみてください。ふっくらとしたビリヤニがきっと出来ますよ。
グレイビーも軽くとろみがつくくらい煮詰めてください。そうすることで旨みも増し、ベチャつくことも無くなります。
スパイスに関しては、好きなスパイスを入れると良いと思います。お店によっては八角とかが入ってるところもありました。今回はクミンシードは入れませんでしたがクミン好きな人は入れてもきっと美味しいです。
パウダースパイスはスリランカのMIXスパイスであるトゥナパハを使用しましたが、市販のカレー粉で代用してもOKです。
ビリヤニのスパイス量は多く、特にホールスパイスはかなり入ってます。今回のレシピはホールスパイスは控えめにしてますが、それでもかなりスパイスを感じます。



ホールスパイスの口当たりが気になる方は、例えばカルダモンのなかの種だけ取り出して入れるのも良いと思いますよ!
今回は以上です!ぜひ、レシピを参考にして作ってみてください。美味しいビリヤニ作りの助けになれば幸いです。
では、また次回のブログでお会いしましょう!