【ポークビンダルー】ほろほろ肉で作る、ほどけるポークビンダルー

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こんにちは!なつぱぱです。

今回はポークビンダルーの作り方をご紹介します!

お肉は豚肩ロースを使います。

肩ロースって固いよね。

そうなんです。肩ロースって調理次第では固くなってしまって食感がイマイチなんですよね。

しかし今回、ブライン液を使う事でしっとり柔らかくて、ほろほろのお肉になるんです。

ほろほろの肉で作るポークビンダルーは絶品ですよ!ぜひ、参考にして作ってみてください!

目次

ポークビンダルーの作り方

ポークビンダルーとは

​ポークビンダルーは、インド西海岸のゴア州発祥の豚肉を使ったカレー料理です。

その最大の特徴は、酢(ビネガー)とニンニクをふんだんに使用することによる、酸味と、唐辛子や様々なスパイスの刺激的な辛味です。

一般的なインドカレーとは一味違う中毒性のある味わいがカレー好きにはたまらない一品。

​ポルトガル料理が起源​ポークビンダルーのルーツは、16世紀にゴアを植民地としていたポルトガルの料理「カルネ・デ・ヴィーニャ・ダリョス」だそうです。

これは、豚肉をワインビネガーとニンニクでマリネして作る煮込み料理です。この料理がインドに伝わって、現地のスパイスと組み合わさり、現在の「ビンダルー」へと変化を遂げたのです。

​主な材料と作り方​ポークビンダルーの主な材料は、

豚肉: バラ肉や肩ロースなどが使われることが多く、ごろっとした大きめの塊で調理されるのが特徴ですが今回はほろほろにほどいた豚肩ロースを使用してます。

酢(ビネガー): ワインビネガーが伝統的ですが、米酢なども用いられます。酸味はこの料理の特徴でもあります。

ニンニク: たっぷりと使用し、料理に深い風味とパンチを加えます。

スパイス: 唐辛子(特にカイエンペッパーやチリパウダー)、クローブ、シナモン、カルダモン、クミン、コリアンダーなどが使われます。

ポークビンダルーの魅力は、何と言っても酸味と辛味です。

酢のキリッとした酸味が豚肉の脂の甘みと旨味を引き立て、スパイスの刺激的な辛さが食欲をそそります。じっくり煮込まれた豚肉は非常に柔らかく、口の中でほろほろっと崩れます。

ご飯との相性はもちろんですが、酸味と辛味が強いため、ビールやワインなどのお酒のおつまみとしても最高ですよ。

材料

・豚肩ロース…500g

Aマリネ用

・にんにく…15g

・生姜…15g

・白ワイン…50ml

・りんご酢…50ml

・ガラムマサラ…小さじ2

・コリアンダーパウダー…大さじ1

・パプリカまたはカイエンペッパー…小さじ1

・ターメリックパウダー…小さじ1/2

・クローブパウダー…小さじ1/2

・カルダモンパウダー…小さじ1/2

・ナツメグパウダー…小さじ1/2

・シナモンパウダー…小さじ1

・クミンパウダー…小さじ1

Bテンパリング用スパイス

・カルダモンホール…5粒(中身のみ)

・八角…2かけ

・シナモン…1かけ

・水…300ml

・玉ねぎ…1個

・トマトジュース…200ml

・ナンプラー…20ml

・砂糖…小さじ1

・塩…小さじ1

・ブラックペッパー…好きなだけ

・チリフレーク(無くてもOK)…好きなだけ

作り方

豚肩ロースをブライン液に1時間漬ける

ブライン液

・水…500ml

・砂糖…15g

・塩…15g

鍋にひたひたになるくらいの水を用意し、その中にブライン液に浸けてた豚肩ロースを入れる。水の表面が揺れるくらい軽く沸いてきたら弱火にし、沸騰させないようにする。さらに弱火にしてフタをして、1時間30分煮る。箸を刺してすーっと入るくらいになればOK。

豚肩ロースを手でほぐして、Aマリネ液に漬け込む。

なつぱぱ

細かくほぐしてあるので、すぐに味がつくよ。

鍋に油をしき、Bテンパリング用スパイスをいれ香りが出てきたら玉ねぎを炒める。

ある程度火が入ったら、水(豚肩を煮込んだ汁でもOK)を玉ねぎがひたひたになるくらい入れる。

煮詰めるとあめ色玉ねぎが出来る。あめ色にならなかったら、再度水を入れて煮詰める。

マリネしたを入れ炒め煮し、水(豚煮汁でもOK)、砂糖、ナンプラー、塩、トマトジュースを入れて15分煮込む。お好みでチリフレークを入れる。ブラックペッパーもお好みで入れる。

このくらいの煮詰まればOK

味を見て足りなければ塩(分量外)を少々加え、味を整える。皿に盛り付けて完成です。

まとめ

いかがでしょうか。

豚肩ロースをブライン液に浸し、煮込むことでほろほろ肉にしてみました。

あえてほぐす事で味を馴染ませ易くし、食感も食べやすくなりますので、この工程は必須です!

お酢は白ワインビネガーやりんご酢、米酢などお好みの風味を選ぶと良いでしょう。今回のレシピはりんご酢を使いフルーティな仕上がりにしました。

旨味に関しては、ナンプラーで補強しました。他にもブイヨン粉などで補強すると旨味を感じやすくなりますよ。

カレーにはスパイスはもちろん大事ですが、同じくらい旨味も大事なんです。

辛味に関してはお好みでプラスすると良いでしょう。うちは子供が辛いのが食べられないのでパプリカを使用しましたが、カイエンペッパーに変えたり、生の唐辛子を使いフレッシュな辛味を出したり、あとがけでチリフレークで辛味を加えるのもアリですね!

今回は以上です。ぜひ参考にして作ってみてください!美味しいカレー食べて元気になろう!

また、次回のブログでお会いしましょう!

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この記事を書いた人

なつぱぱのアバター なつぱぱ カレー屋開きたい人

カレーをこよなく愛する一児のパパ。
カレー屋で7年間修行のあと、カレー屋を開くためにカレーを研究。
家族みんなで美味しく楽しめるカレーの作り方や、お手軽に作れるカレーから本格カレー、スパイスを使ったおかずの作り方を紹介してます。

アーユルヴェーダ・スパイス検定1級講座

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