こんにちは!なつぱぱです。
みなさん、「スパイス酒」をご存知ですか?
NHKの『あしたが変わるトリセツショー』で紹介された話題の「スパイ酒」。
作り方はとても簡単で、
公式の作り方は、料理酒にクミン、パプリカ、ナツメグなどのスパイスを混ぜて電子レンジで加熱して作る調味料です。
和食である煮物にスパイスを入れるとカレーっぽくなってしまいそうですが、この「スパイ酒」を使うと、不思議とスパイス特有の強い主張(カレー感)は消え、純粋に煮物の「旨味」や「甘み」だけが劇的に深くなります。
「スパイス酒」の作り方をご紹介します!
スパイス酒の効果と、実際作ってみた結果、スパイ酒を作る時は電子レンジではなく、小鍋などを使ったほうが良い理由をお話ししようと思います!
スパイス酒で美味しくなる2つの理由
番組で解説された科学的な理由は大きく分けて2つあります。
1. アルコールがスパイスの「尖った香り」を閉じ込めるから
スパイスには、植物特有の「植物ステロール」という成分が含まれています。
通常、スパイスをそのまま煮物に入れると、香りの成分がフワフワと空気中に揮発してしまい、ダイレクトに鼻や舌に「スパイスの尖った強い香り」として届いてしまいます。
しかし、あらかじめ料理酒(アルコール)と一緒に加熱すると、この植物ステロールがアルコールとうまく溶け合い、スパイスの尖った香りをギュッと吸着して閉じ込めることができます。
その結果、煮物に入れたときに「カレーのような匂い」としてはほとんど感じられなくなるのです。
2. 人間の脳が「隠れた香り」を「旨味」と錯覚するから
尖った香りが消えたとはいえ、スパイスの成分自体は煮物の中にしっかり溶け込んでいます。
これを口に含むと、鼻には「カレーの匂い」としては届かないものの、脳の奥でかすかな複雑な香りをキャッチします。
人間の脳は、この「正体は分からないけれど、奥深く複雑な微小な香り」を感じ取ると、それを「出汁の旨味が強い」「コクがある」と錯覚する性質を持っています。
つまり、スパイスの香りが料理酒の力で絶妙な「隠し味」へと変化し、出汁や醤油の美味しさを後ろから強力にバックアップするため、いつもの煮物が何倍も美味しく感じられるようになります。
スパイス酒の作り方
電子レンジはNG?!
『あしたが変わるトリセツショー』で紹介された「スパイ酒」の公式レシピです。
公式の作り方は、電子レンジを使ってわずか5分ほどで作ることができます。
ですが!
電子レンジを使うときには、注意しなければならないのが吹きこぼれです!
これをやらかしてしまうと、スパイス酒の量も吹きこぼれのせいで半分くらいになり、鍋を洗わずに済む簡単調理のはずが電子レンジの中を掃除する羽目に、、、なんて事にもなります。
今回ご紹介する作り方は、小鍋を使う調理です。意外と時間もかからず出来るのでオススメですよ!
材料
スパイスA
・パプリカ…小さじ1/2
・ナツメグ…小さじ1/2
・クミン…少々
・料理酒(加塩タイプ)…150ml
または酒(無塩)150mlでもOK!(非公式)
公式では加塩タイプの料理酒を使ってますが、無塩タイプの料理酒や普通酒でもOKです!(非公式)
加塩タイプだと塩加減が難しくなり、いつもの料理に応用するのが大変になりますよね?なので無塩じゃなくてもOKです!
大事なのはアルコールとスパイスなのです。
恐らく『トリセツショー』では身近にある調味料を使ってお手軽に作れるようにと、そのようなレシピになったのだと思います。
作り方
1.スパイスを合わせる
小鍋に酒とスパイスAを入れ、スプーンなどで、ダマがなくなるまでよく混ぜ合わせる。

2.鍋で加熱する
鍋を中火にする。沸騰したら沸騰をキープしたまま弱火にする。1〜2分ほどで火を止める。(酒を煮切る。アルコールのツンとした匂いが無くなるのが目安。)

なつぱぱ加熱することでアルコールにスパイスの成分が溶け込みますよ!
3.冷まして保存する
そのまま粗熱が取れるまで冷ます。冷めたら清潔な保存容器に移して完成です!


冷蔵庫に3日ほど保存することが出来ます。
検証
スパイ酒を入れると、出汁を何時間もじっくり煮込んだような「熟成されたコク」が生まれ、
特に、みりんや砂糖の甘みと組み合わさることで、脳が「ものすごく旨味が深い!」と錯覚しやすくなるそうです。
調理のワンポイント
スパイ酒を使うタイミングは、いつもの料理酒を入れるタイミングと全く同じで大丈夫です。まずはいつものレシピの料理酒を「スパイ酒」に置き換える(大さじ1〜2程度)だけで、驚くほど味が変わりますよ!
蒸し豚
①豚バラブロック200g、スパイス酒100ml、砂糖小さじ2、生姜2片をボウルに入れ、30分蒸す。


②蒸したら粗熱を取り、一晩寝かせる。


感想
通常の酒で蒸した豚より、風味が良くなり、豚の臭みも消えます。
コクも深まり旨味は増してる感じはしますね!スパイスの香りは全く気になりませんでした。



奥さんに何も言わずに食べてもらったらスパイスに気付きませんでしたよー。
出汁巻き卵
①ボウルに卵2個、白だし小さじ1、砂糖小さじ1、スパイ酒小さじ1を入れ、よくかき混ぜる。


②フライパンに卵液を流し込み、焼く。


感想
出汁の旨味が増し、コクが出て驚くほど美味しい出汁巻き卵が出来ました!
スパイスの香りは全く無く、気になることは無かったです。色が着くかと思いましたがさほど変わらず通常の出汁巻きと変わらない色でした。
まとめ
『あしたが変わるトリセツショー』で話題のスパイス酒。
驚くほど旨味やコクが増す、魔法のような調味料でした。
TVでも検証してましたが、スパイ酒を使った料理のほうが格段に上がります!
銀シャリの橋本さんも言ってましたが1.3倍より上をいく、数ランク上がる料理に大変身です。
スパイ酒の弱点は電子レンジで調理すると吹きこぼれしやすいという点です。吹きこぼれを防ぐために今回は、公式のレシピとは違う小鍋で作る方法です。
小鍋を使えばお酒のアルコールを飛ばす『煮切る』行程を確認しながら調理することが出来ますよ!
これなら吹きこぼれる心配もなくなります。吹きこぼれてしまっては元も子もありません。。。
料理酒に関しては公式では加塩タイプでしたが、これはお好みで無塩タイプや純米酒などの普通酒を使用してもOKです!
加塩タイプだと、いつもの料理に応用しようとすると塩加減が難しくなり料理を失敗する原因にもなってしまいますので、私は無塩タイプや純米酒を使用するのをオススメします!
今回は以上です!調味料スパイ酒、スパイスの香りはしないのに旨味やコクが増す魔法のような調味料でした!










